私の思う“やんちゃな人”
自分の持ってる部分を
曲げない人。芯が通っている人
2007年入社 遠近 秀人 部長代理
- 金型事業部
- 設計技術課
- 松山工場勤務
地元で働きたい
地元の松山で働きたいなという思いがあって、大学の就職担当の教授と相談した結果、推薦されて不二精機を受けることになりました。どちらかというとモノ作りには興味があって、そのために工学部にも入ったので、ものづくりに携われる仕事というのも就職の条件のひとつではありました。
ものづくりのスタートである設計の仕事
勤務して11年目、今は設計主任として管理業務と自分の担当の設計とを両方やっています。金型の設計は一から十まで全部やりますね。お客さんあっての仕事なので、社外・他部署問わずコミュニケーションや人とのつながりを大事にしています。
設計の仕事では、図面があって、それをもとに加工が始まってモノが作られていくので、加工担当の人によりわかりやすく図面を描くということは心掛けています。例えば、最近は自動化も進んでるので3Dソフトを使って設計するところも多いのですけど、まだ汎用的に図面を見ながら機械を動かす部署もあるので、複雑な形状になっても、寸法が見やすいように重ならないようにといった書き方ですね。図面も、読む相手とのコミュニケーションのひとつですから(笑)
将来的に会社の力になる人材を育てたい。
1から10までは教えませんが…
今は新人教育もさせていただいていまして、やっぱり設計は1年や2年でできるものではないので、時間をかけても5年後・10年後の不二精機に貢献できるような若手の教育を頑張りたいと思っています。
僕が入ったころは昔ほどではないですけれども、やはり技術肌というか1から10まで教えるというよりは見て覚えろという感じだったので、人がしていることを見て盗んで勉強してました。自分の力で身に着けて育った部分もあったとは思いますが、やはり教えてもらえない・誰にも聞けない環境は辛かったので、自分の中ではどちらかというと教えてあげるほうがいいのかなと感じてます。
1から10まで教えることもないんですけど、困ってそうだったらちょっと声をかけるとか、そういうことはやっていますね。
自分の仕事と平行しながら新人にも教えるので、自分の仕事プラスアルファでしんどい部分はあるんですけど、将来的には自分が楽になり、会社のためになるならと考えればいま時間を割いてもいいと考えています。
自分の持ってる部分を曲げない、
芯が通っている人
今回の採用テーマである「やんちゃ」というと、パッと考えるといい意味で聞こえないところもあるんですけど、一般的な「乱暴者」という意味ではなく、「自分の持ってる部分を曲げない、芯が通っている」という意味かなあと思っています。仕事の中でも、人が「できない」と思っていることも「できる」と感じて貫き通すというか、やり抜く人って言うのが僕のイメージかな。
自分でも「そういう人を目指したい」と考えていたところに、「やんちゃ」というキーワードがちょうど出てきて、やっぱり言われたことだけしていてもいけないのかなと思いました。
自分の意思というか、もし上司に「これをしてくれ」と言われた時にそれは自分の中でもし間違っていたとしたら、「それは本当にやるべきなのか」ということを言える人間になっていかないといけない。僕の中では、自分の軸を持っている職人気質な昔の人の方が、自分の考えと違うと思ったら「なぜをこれをやるんだ?」という疑問を持って仕事に向き合っている印象です。今の方はすんなりといってしまう。だからといって自分の考えに固執せず、両方兼ね備えるというのが一番いいと思うんですけど、やっぱり他人の意見も聞かないと自分だけが正解ということはないと思うので、人の意見も取り入れつつ、自分の意見も主張できる様なイメージです。
One Day's Schedule一日のスケジュール
08:30
朝礼
09:00
メールチェック
09:30
打ち合わせ
メンバーとのミーティングでは、お客様のニーズや要望を様々な視点から議論し、それぞれの役割を明確にしていきます。
10:00
設計業務
図面設計は、モノづくりの原点となる重要な業務です。完成をイメージし細部にまでこだわりながら期待を超えるモノづくりを心がけています。
12:00
昼食
12:50
新人教育
部下育成は現在もっとも力を注ぐ業務のひとつ。技術を次世代に受け継ぐ責任を感じています。加工現場のスタッフとのコミュニケーションも欠かせない業務です。
*写真は、2017 年入社・金型事業部 設計技術課 徳永 早貴
15:00
加工現場の巡回、打ち合わせ
加工現場のスタッフとのコミュニケーションも欠かせない業務です。常に現場に目を配り、コミュニケーションを大切にしています。
17:00
残業計画確認(各担当)
17:40
終業